畳一枚+蝋燭の灯り=♾
今日は休みで、地下鉄の北浜駅の近くにある『適塾』の跡地に行ってきました。
適塾は蘭方医である緒方洪庵が開いた完全住み込み制の蘭学の私塾です。
適塾の卒業生には医師としても活躍し倒幕に貢献した大村益次郎や、
適塾の入門生には畳一枚分の場所とろうそくが与えられ、
5日ごとに「会読」と呼ばれるゼミ(テスト)のようなものがあります。
この会読の成績で自分が生活する場所が決まるそうです。
それはもう必死で猛勉強するわけです!
塾生達のカリスマである緒方洪庵先生が話をする時は
塾生達は身を乗り出して話を聞きます。
幕末の激動期に志の高い若者達が、寝る間を惜しんで
ろうそくの明かりで塾に一つしかないヅーフハルマ(蘭学の辞書)とともに
猛勉強したそうです。
現代と比べてかなり不便で、物質も情報量も少ない環境だけど
志を叶えるために切磋琢磨し、猛勉強する環境は僕らが追い求める
理想にかなり近いなと考えさせられました。
最後までお読みいただきありがとうございます^ ^